まごチャンネルは、「スマホで子どもの動画や写真を撮るだけで、離れて暮らすご実家のテレビにすぐに届く」チカク社のサービス。
実家に設置しテレビと接続するまごチャンネル端末には、ソラコム社が提供するIoT向けの格安MVNO(Mobile Virtual Network Operator: 仮想移動体通信業者)「SORACOM Air」を利用し専用SIMを使って通信することで、実家でのインターネット契約や接続の手間を省ける特徴があります。
このようにコンピュータ以外の機器が通信しインターネットと接続することはIoT(Internet of Things)と呼ばれているそうです。
(イラストは https://www.mago-ch.com/ から引用しました)
実家に見せたい動画や写真を送るには、パパ・ママが使う専用のスマートフォンアプリがあります。
今回のインタビューでは、チカク社共同創業者でまごチャンネルのソフトウェアエンジニアの@Gazyuさんにインタビューに行きました(途中で@kappa4さん、@michisatoさんにも参加していただきました)。
インタビュアーは私@yimajoと、リクエストにより@zaki50さん、@konifarさんにお願いしました。
(画像は https://www.makuake.com/project/mago-channel/ から引用しました)
(ロゴがある紙のプロトタイプや、同じように見えても表面の加工が微妙に違うものがありました)
(初期のスケッチは現状とだいぶ違ったカタチをしています)
(本番環境ではない開発環境の画面とのことですが、念のためQRコードを加工しました)
(名入れのシールは複数タイプがあるため、それに合わせて貼りやすくする手作りの装置だそうです)
【孫が成長していく写真を遠く離れたおじいちゃんおばあちゃんに】という方法自体は別にまごチャンネルを使わなくても他にもあると思うんですよね。
例えば、自分が使わなくなった古いタブレット端末を実家に送ってFlickrやInstagramなんかのアカウントを共有したりとか...。でも、そういうのって面倒な事が多いとなんとなく感じてしまう。タブレット端末も写真の閲覧だけ出来ればいいんだけどやれることが多いから様々なトラブルを解決もしないといけなくなるかもしれない。
しかし、まごチャンネルは存在自体が分かりやすい。端末をおじいちゃんおばあちゃんのおウチに送るだけ、届いた端末を繋いでテレビのチャンネルを変えるのみというシンプルさは、「面倒が少なくて親孝行できそう」と感じるプロダクトになっている。
その理念やアイデアの良さに惹かれたのか、それぞれの分野でとんがった能力を持ったメンバー達が集まっていて、社内はプロトタイプや手作り装置で部屋がごちゃごちゃしている。その印象は、外からは何をやってるのか分からないマイナーな部活動の部室みたいで、そこへ訪ねて行ったら変な先輩達が棚からいろんなモノを出してきてくれる、そういうワクワクする感じの会社でした。